第四章・作者の一言
 第三章に引き続き、どこで章を区切ろうか悩んだのですが、ここで区切るのが一番と思いまして、後出しになりましたが「終」マークを打たせていただきました。
 森を抜け、ルフィーリと別れ、追いかけてきた守備隊を撒き、旅芸人の一座と出会い――第四章はひたすら突き進む彼らの姿を追い続けました。目的地はもうすぐそこです。

 そして、この第四章ではやっとのことで、本作のタイトルでもある「月に捧ぐ歌」を出すことが出来ました!
 物語TOPには連載当初から掲げてありますが(^^ゞ ずっとずっと、これが出したくって書き続けてきたんです(^^ゞ

 そしてそして、旅の途中で出会った旅芸人の一座は、実は別の話の主人公として設定を頂いていたキャラクターです。
 移転前、ジオシティーズでサイトを展開していた頃に、キリ番ゲッターの皆様からキャラクターをいただいてお話を作るという試みをしたことがあったのですが、結局のところ完成させることが出来ずm(__)m せめてものお詫びにとこちらのお話に出ていただくことにしました。いずれそちらのお話も書き上げられたらなあと思っています。

 一方、登場予定などなかったのにちゃっかり出てきたのが、ローラの異母兄であるロジオン王子です(笑) あの王様の息子ですから、ただ病弱な王子様であるわけもなく(^^ゞ 今後もしっかりちゃっかり物語に絡んできそうです。

 さて、第一章と第二章が「起」、第二章と第四章が「承」であるとすれば、続く第五章からは「転」になります。急展開が予想されますので、どうぞ振り落とされることのないよう(^^ゞ お付き合いくださいませ♪

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