後書き

 「いつかどこかで」お楽しみいただけましたでしょうか?
 13周年記念企画「いつどこゲームde短編小説」から生まれたトンデモ設定を凝縮した、奇跡の一品が出来上がったと自負しております(^^)/

 何と言ってもキーパーソンは「3丁目の山田のおばあちゃん」でした。この項目が出て来た時は「山田のおばあちゃんって誰〜!?」と大爆笑でしたがwww 見事に馴染んでくださったどころか、話の進行役という非常に重要なポジションに落ち着きました(笑)
 そして、なかなか本編では実現しない「リファとリダの夢の対決」と、そこに絡む魔女帝ルシエラという、本編では決してありえないシチュエーションの中、魔術士達の掛け合いが本当に楽しくて、書いていて笑いが止まりませんでした(^o^)

 「離宮」という項目が出て来た時からルシエラを出そうと目論んでおりましたが、ついうっかり旦那と側近まで出してしまったのは本当に筆が滑ったというか、彼らが勝手に出てきたというかwww 特に側近のノーイは、星明かり亭のキャラでは珍しく堅物で理詰めの人間なので、リファやリダとかち合うと楽しいことになるという新たな発見がありました。

 リファは作品によって印象が変わるキャラだと思いますが、このお話の中では一番砕けているかもしれません。リダにつられたか、それとも山田のおばあちゃんの人徳か(笑) ギルがいないと行動に歯止めがかからないリダも、本編より駄々っ子度がアップしてましたねw 改めてギルの存在は偉大だなと思いました(爆笑)

 さて、今回は初のブログ連載ということで、但し書きにも書かせていただいた通り「勢いで書き上げて勢いでアップ」をしてみましたが、校正をかけていない状態だと結構表現がおかしかったり変換がとんでもないままだったりと、いかに普段ノリだけで書いているかがお分かりいただけたかと……。今回、サイト掲載にあたって校正をかけましたが、結構あちこち直したり足したりしておりますので、ブログ版と読み比べて間違い探しをしていただくと面白いかもしれませんww

 私一人では決して考えつかない組み合わせの妙! この作品は13周年企画に参加して下さった皆さんが作り上げた作品です! 本当にありがとうございました!

2012.08.10 seeds


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