大陸案内
【精霊術】 組織
《孤高の存在》
精霊術士は数が少なく、組織だって行動する者はほとんどいません。
精霊術を行使するにあたって必要なのは『精霊との意思の疎通』のみで、決まった呪文や道具を必要としないため、知識や技術が継承されていない、といった方が正しいようです。
ほとんどの精霊術士は、幼少期から精霊と会話することで、自然と力を借りる術を身につけていきます。
また、精霊達への意思伝達が素早く出来る『精霊語』と呼ばれる特殊言語についても、周囲の精霊から直接教わることが多いようです。
《竜の谷》
かつて、南大陸には『竜の谷』と呼ばれる、竜と人間が共存する場所があったと言い伝えられています。
そこに暮らすものは竜使いと呼ばれ、竜笛と呼ばれる特別な笛の音色で竜と意思疎通し、騎乗して大空を翔ることも出来たと言われています。