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ファーンという世界
幻想世界ファーンは、十一人の神々が創造した世界です。
神々はファーンを創造し、その力を世界の隅々にまで行き渡らせるため精霊という存在を創り出しました。
精霊は実体なき下位精霊(精霊)と実体を持つ上位精霊(竜)に分かれ、それぞれが神々から与えられた属性の力を世界に行き渡らせる役目を負いました。
魔神リィームはファーンを巡る月を創り、そこに魔の力を満たしました。
そして世界がある程度整った頃、命の女神ガイリアは世界に無数の命を放ちました。
命はそれぞれ宿った地域で進化し、様々に変化していきました。
中でも神々の姿に似せられて創られた「人族」は、いくつもの種類に分かれながら集団を形成し、国家を作り上げていきました。
剣を持って戦うもの。商売をするもの。
精霊と交信するもの。闇の世界に生きるもの。
様々な者達が現われ、ファーンの歴史に名を残してきました。
そして――。
神々の見守る中、ファーンの歴史は続いています。
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