Raul Everst |
ラウル=エバスト---闇の御使い--- |
男/26歳/人間 黒髪/黒目/白い肌 178cm/65s |
中央大陸、ラルス帝国首都の貧民街出身。 両親や正確な年齢、誕生日も不明。 貧民街では誰からともなく、狼を意味する「ウル」という呼び名で呼ばれていた。 8歳の折に貧民街で起きた抗争に巻き込まれ、人を殺める。その際に自らも 重傷を負い、同刻貧民街にて救済活動を行っていたユーク神殿の司祭によって 命を救われる。 のち、その司祭の養子となり神殿で暮らすことに。 12歳の折、神殿の屋根から落ちて生死の境を彷徨っていたところにユーク神の 声を聞き、以降、神官としての修行を開始する。 性格は粗野で乱暴、無類の女好き、酒好き。博打と煙草はたしなむ程度。 根本的なところが「お人よし」なせいか、心底ワルになりきれないタイプ。 貧民街に暮していた頃から独自で戦うすべを身につけ、神殿でも護身術を習い、 また街では売られた喧嘩を片っ端から買っていたために、腕はそこそこ立つ。 愛用の小刀は貧民街で暮していた当時に手に入れたもので、たいした業物では ないが、愛着があって使い続けている。 この小刀こそ、かつて人を殺めてしまったその刀。半分以上は、自分への戒めに 持っていると言っても過言ではない。 神殿に引き取られてから伸ばし始めた髪は、願掛けと言ってはいるが、本当の ところは面倒くさいため。 しかし編むのも実は面倒くさいらしく、いつも適当な束ね方をしている。 ちなみに、ユーク神官としての才能はかなり高く、本来ならば司祭位についても おかしくないが、素行の悪さから昇進の声がかからないでいる。 本人は位だの肩書きだのに頓着しない性質なので、どうでもいいと思っている。 |
+作者のたわ言+ はい、主人公のラウル君です。 女好きと連呼した割には、作中ではちょっと女の子に鼻の下伸ばしてた程度 でしたね(^^ゞ ま、ここで評判を落としてはならないと必死に堪えていたのでしょう。 もっとも、エストには彼のストライクゾーンに入る女の子がいなかったという噂 もありますが。 後姿で分かるとおり、ああいう風に常に小刀を携帯してました。 寝てる間は枕の下に。もう、これは彼の習慣みたいなもので、どんなに安全と 分かっていても武器を側においておかないと不安なんでしょう。 ユーク神官の服装、私が描くとまるでカンフースーツなんですけど、本当は もっとシックでかっこいいんだと思います(^^ゞ暑いけど。 ちなみにこれが8歳当時のラウル君。 上で書いているように、年齢は推定です。 本当は一、二歳若いかもしれませんね。 神殿に引き取られてからも、ちょくちょく抜け出して街で仲間と騒いでいた彼ですが、犯罪にだけは手を染めてません。 それでも、やはり貧民街出身というレッテルは大きくて、まともな目では見てもらえなかったようです。 彼の養父であるエバスト本神殿長は、御年65歳の、まさに頑固ジジイを絵に描いたようなお方です。 とはいえ、独身でありながらラウルを引き取り、あれやこれやと面倒を 見てくれて、実の子供以上にかわいがってくれた、ラウルにとってはまさに恩人であり、唯一の家族。 しかし照れくさいので、そんな事を口にした事はないラウル君でした(^^ゞ |