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卵神官ラウルさんに迫る！！

　今号より、謎の卵を保護されているラウル＝エバスト神官に焦点を当ててご紹介いたします。

　卵神官ラウルさんは現在二十六歳。エスト村のユーク分神殿に着任する以前は、なんと中央大陸ラルス帝国のユーク本神殿にて修行を積まれていたそうです。
　黒髪に黒い瞳という異国的な風貌は勿論のこと、洗練された物腰と優しい笑顔が、特に若い女性に評判で、一目見たさにエスト村を訪れる人々のおかげで、村はにわかに活気づいています。
　ユークの神官様というと「不気味」「偏屈」という印象が否めませんが、ラウルさんはその印象を見事に覆し、気さくで誰にでも好かれる神官さんとして人々に親しまれています。

　次回は直撃取材を敢行する予定です！　ご期待ください！

文責：リナリー

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