[--] | 座談会を始める前に、まず今日の出席者を確認します。ひとりずつ自己紹介をどうぞ。 |
ハ ル「ども。ハルです」 レミー「レミー・キャロル=竹之内だよ♪ レミーって呼んでね☆」 ケ イ「佐藤恵でーす」 エスタス「エスタス・リューク=ランシールです。……なんかこの面子、俺しかツッコミがいないような気が するんだけど、気のせいか?」 ハ ル「心配ご無用。オレも一応ツッコミっすよ」 エスタス「本当かあ……?」 |
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[01] | 今日のテーマは「このメンバーで家族を作るとしたら」ですが、まずはそれぞれのポジションを各々の性格などから決めて下さい。(父・母・長男・ペット.など)理由もお願いします。 |
レミー「レミーはもちろん、子供だよね♪ だって子供だもん」 ケ イ「じゃあ、私がお姉さんかな〜。レミーちゃんみたいな妹欲しかったんだー」 レミー「わーい、じゃあケイおねえちゃんって呼んでいい?」 ケ イ「呼んでよんで♪(かいぐりかいぐり)」 ハ ル「じゃ、オレは弟ってことで。じゃあ自動的に、エスタスさんがお父さんっすね」 エスタス「えっ!? それはちょっと……(汗) 一番上のお兄さんじゃ駄目なのか?」 ケ イ「それじゃこの家族、子供だけになっちゃうじゃない」 ハ ル「ケイさんがお母さんはちょっと怖いんで、ここはやっぱり、エスタス父さんと子供たちってことで」 レミー「お母さんに逃げられたんだね(にっこり) 大丈夫、みんなで支え合って生きて行こうね☆」 エスタス「……こんな家族はいやだ……(涙)」 |
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[02] | では、この家族で今日から一つ屋根の下で暮らすことにします。率直な感想をどうぞ。 |
エスタス「勘弁してください……」 ケ イ「えー、なんで? 楽しそうじゃない」 レミー「だよねえ♪ レミー、弟欲しかったんだー♪」 ハ ル「えっ、オレの方が年上――(無言のプレッシャーを受けて) いやー、かわいい姉ちゃんが二人も いて嬉しいなー」 エスタス「ハル、お前ツッコミって言ってたじゃないか! 流されてどうするんだ!」 ハ ル「長いものには巻かれろ、がオレの信条です(きっぱり)。うちの師匠姉妹に比べたら、この姉ちゃん 達はかわいいもんっすよ」 ケ イ「え? 私達がかわいいって? やーだこの子ったら、ホントのことばっかり言っちゃってー」 レミー「ハルは正直でいい子ねー♪」 ハ ル「いやー、それほどでも」 エスタス「……(汗)」 |
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[03] | 家事はどなたが担当されますか?また、手伝ってくれる人はいそうですか? |
ケ イ「はいっ! わたしは家事苦手です☆」 ハ ル「いばっていうことかなー。ちなみにオレは、おししょーサマのせいじゃなかったおかげで、一通りの 家事はこなせるようになっちまいました(ちょっと涙目)」 エスタス「(黙って肩を叩く)俺も冒険者家業が長いから、一通りのことは出来るけど、料理は苦手かな」 レミー「ねえねえ、家事ってなに?」 エスタス「(ガーン)」 ハ ル「すげえ、おししょーサマより上手がいた……」 ケ イ「家事って言うのはね、掃除機をがーってやったり、洗濯物を洗濯機に放り込んだり、使い終わった 食器を流しに上手に積み重ねておくことだよ♪」 エスタス「……同居人の苦労がしのばれる……」 ハ ル「結論から言うと、家事担当は父さんっすね。オレ、ちゃんと手伝うっすよ」 レミー「ねーねーお父さん、レミーお腹が空いたな(にこっ)」 ケ イ「わたしもー。今日はカレーな気分だなー」 エスタス「……材料、買いに行くか、ハル」 ハ ル「了解っす」 |
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[04] | 家に入る収入はどのくらいになりそうですか? |
エスタス「えーっと……俺は冒険者なんで、成功報酬がそのまま収入なんだけど。一回の冒険で金貨 十枚いけば上等、って感じかな」 ケ イ「わたしはバイトの収入しかないなー。大体、月5万くらい。ほとんど画材代に消えるけど」 ハ ル「オレは無収入っすよ。修行中の身なんで。つーかこづかいくらいよこせー」 (どこからか「却下ー!!」という雄たけび) ハ ル「ちくしょー。だめか」 エスタス「レミーはまだ中学生だし、となるとこの家の家計は火の車ってことだなあ……。もうちょっと実入 りのいい仕事、探すかな。用心棒とか(結構真剣な目をして呟いている)」 レミー「家族のことを思って仕事を増やすなんて、なんていいお父さん♪ レミー、お父さん大好き(きゅっ と抱きつく)」 ケ イ「わたしもバイト頑張るよー(むぎゅっと抱きつく)」 ハ ル「オレはこづかい欲しいっすー(ぎゅうっと抱きつく)」 エスタス「……(嬉しいような悲しいような複雑な顔で立ち尽くす)」 |
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[05] | テレビのチャンネルは争奪戦? また、家庭内のトラブルは起こりそうですか? |
ケ イ「わたしはあんましテレビ見ないよー。土日の朝くらいかな。あとは録画してまとめて見るし」 レミー「レミーは端末で見るから大丈夫♪」 ハ ル「てれびって魔法の水晶球みたいでおもしれー。あ、この心霊戦隊ツカレンジャーって面白そうじゃ ね? あとこのワンパークとー(テレビ欄を見てはしゃいでいる)」 エスタス「お前、本当に順応早いな」 ハ ル「姉ちゃん達も一緒に見ようぜー」 ケ イ「おー☆(ソファーに陣取る)」 レミー「ふたりとも、そんな子供向けの番組見るの?(といいつつ隣に座る)」 エスタス「……意外に兄弟仲は良好みたいだな(笑)」 |
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[06] | 今月は赤字になりそうなので、節約をしなければなりません。どこを改善しますか? |
ケ イ「お父さんの晩酌?」 エスタス「ちょっと待った。俺はそんなに酒飲まないぞ!」 ハ ル「姉ちゃん達の洋服代を削ればいいんじゃないっすか。買いすぎでしょ」 レミー「女の子の身だしなみはケチれないものなのよ?」 ハ ル「同じような服を何着も持ってたって意味ないっしょ。つーわけでこれとこれとこれとこれはフリマ 行き(てきぱき仕分けている)」 ケ イ「わー、それお気に入りのTシャツなんだから駄目ー」 エスタス「そんなところを節約するより、食費だろう、食費(溜息)。特におやつ! 当分、おやつ買うの 禁止な」 ケ イ「えええええ! そんなあ」 ハ ル「ケイ姉ちゃんは夏に向けて体を絞る予定なんだから、ちょうどいいダイエットだと思えば? つー わけで、この最後のポテチはオレが処分しまーっす」 ケ イ「だめええええ!!!」 |
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[07] | お題:「とある休日の家族」で、想像&トーク開始! |
レミー「お父さんもお休みだから、みんなで遊園地に行くっていうのはどう?」 ハ ル「さんせーい! じゃ、父さんは朝早くから四人分の弁当を作ってくれるところからっすね」 ケ イ「わーい、わくわくして眠れなかったよー☆」 エスタス「……遊園地着いたら、俺どっかで寝てていいかな?」 レミー「だめだめ! ほらお父さん、あのメリーゴーランドに乗りましょう♪」 ケ イ「次はわたしとモンスターハウスね! 本物が出てきたら退治してねっ♪」 ハ ル「オレは絶対ジェットコースター!!」 エスタス「分かった、分かったから、順番な(やれやれ)」 ケ イ「お昼ごはんを食べたら、あっちの牧場ゾーンで牛の乳絞りとかどう?」 エスタス「お、それは楽しそうだな。乗馬もあるのか、ひさしぶりに乗ってみたいな(段々乗り気になって きた)」 レミー「父さんはアウトドア派だもんね。次はキャンプとか、行ってみましょうよ♪」 |
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[08] | 大黒柱から、家族へ言いたいことはありますか? |
エスタス「……兄弟仲がいいのはいいことなんだが、なんか俺一人不憫じゃないか?」 レミー「何言ってんの、お父さんがどっしり構えてくれてるから、レミー達がのびのびとしてられるんだよ☆」 ケ イ「そうそう。安心してぐーたらできるよね♪」 ハ ル「やー、こんな家族ならオレ、一生このままでもいいっすよー」 エスタス「俺はいやだ……(さめざめ)」 |
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[09] | この家族をひと言で表すと? |
レミー「にこにこ?」 ケ イ「わいわい」 ハ ル「しっかり?」 エスタス「ちゃっかり、だろ……」 |
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[10] | では、今日のテーマ「このメンバーで家族を作るとしたら」のまとめをお願いします。 |
エスタス「頼むから勘弁してくださいっ」 レミー「えー、レミーはすっごく素敵な家族だと思うけどなあ?」 ケ イ「そうそう。思ったより団結してたし」 ハ ル「やっぱり、父さんがしっかり支えてくれてるから」 ケ イ「わたし達、安心してよっかかれるんだね♪」 レミー「というわけで――」 ハル・ケイ・レミー「これからもよろしくねっ!(満面の笑み)」 エスタス「だから勘弁してくれって!!」 |
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[--] | お疲れ様でした。 |
エスタス「(げっそり)本当に疲れた……。帰って休みたい……」 ケ イ「あー、楽しかった♪ また家族ごっこしようよー♪ 今度はうちのめぐみクンも弟役で連れてくる から」 ハ ル「じゃ、オレはがみがみばあさん役でおししょーサマを――(どこからか怒声が響く) あ、いや、 頼れるお姉さん役で」 レミー「じゃあじゃあ、うちからはおにいちゃん役でレンお兄ちゃんを連れてくるよ♪」 エスタス「……誰か、母親役はいないのか……この面子をびしっと叱り飛ばせるような……(考えてる) ……駄目だ、思いつかない……」 ケ イ「じゃあ、母親役の適任が見つかったら、またやろう!」 |