[--] | 座談会を始める前に、まず今日の出席者を確認します。ひとりずつ自己紹介をどうぞ。 |
アイシャ「アイシャ」 クラリス「クラリス=綺堂です。よろしく」 ギ ル「えっと、ギル=ローバーです」 村 長「いやあ、お招きありがとうございます。ヒュー=エバンスです。呼びにくければ村長と呼んで下さ い」 クラリス「ふむ、ボケとツッコミが半々とは素晴らしい。これなら有意義な座談会になりそうだ」 ギ ル「そ、それって、クラリスさんもボケ担当って意味で言ってますよね??」 アイシャ「まだ、ぼけて、ない」 村 長「(さらりと無視して)まあまあ、まだ始まったばかりですし、皆さん和気藹々と行きましょう」 |
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[01] | 今日のテーマは「作者について」ですが、皆さんは作者のことを何と呼んでいますか? |
アイシャ「作者」 クラリス「作者、だな」 ギ ル「作者、ですよね」 村 長「それ以外に呼びようがありませんね。それとも、「あの遅筆野郎」とか「この浮気者!」とか呼んで あげた方がいいんでしょうか」 ギ ル「そ、村長さん、それはちょっと(汗) しかもなんか、目が笑ってないんですけど!!」 クラリス「ふむ、極めて的確な描写だな。しかし、それでは作者のモチベーションが下がってしまう可能性 が否定できない。ここはおだて上げるのが得策といえよう」 アイシャ「飴と鞭が大切」 ギ ル「わー、この人達なんかさり気なく酷いこと言ってるよ〜!!」 |
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[02] | あなた方の作者はどんな方ですか? |
クラリス「データは色々と揃えてあるが、一言で言い表すと――」 アイシャ「へっぽこ」 ギ ル「わー、身も蓋もない……」 村 長「モノカキとしては、遅筆・浮気性・気分屋というのは激しいマイナス点ですよね」 クラリス「誇れるのは「作品の量」だけだと、本人が断言しているくらいだからな。それもほとんどが連載中 というのはどうかと思うが」 アイシャ「出番、少ない」 ギ ル「あとは、主人公クラスを不幸な目にあわせるのが大好き、と……。いやほんと、勘弁してもらえま せんかね……(涙)」 クラリス「それは違う。主人公を不幸にするのが好きなのではなく、不幸なキャラを主軸に据えて物語を 展開するのが好きなだけだと言っていた」 ギ ル「結果的には同じことですよー!!」 |
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[03] | 作者に付けられた名前、ご自身ではどう思っていますか? |
クラリス「綺堂という名字は、もともと『鬼堂』という字を当てる予定だったそうだ。その頃、PBMの共同 運営者が「その字はどうよ」という突っ込みをしてくれたおかげで、きれいな字を当ててもらえた。 感謝している。しかし、飲み薬の名称を名前に当てられたのはどうかと思う」 ギル「そ、そうなんですか……? 俺はてっきり、「カリオスト○」の方かと思ってました」 アイシャ「名前。気に入ってる。本名も、響き、いい感じ。全部、創作だって言ってた」 ギ ル「俺は、どっかのゲームの通貨単位と同じなんでちょっと複雑です」 クラリス「君の場合はシリーズ名からつけたのでは?」 ギ ル「俺の名前の方が先に決まってるんです。思いつきでつけたって言ってました」 村 長「まあ、いい名前じゃありませんか。私なんて、『未来の卵』冒頭で名乗って以降、ゲルク様に一度 名前を呼ばれたっきりという不幸な目に合ってますが」 アイシャ「村長の名前、知らなかった」 村 長「! 酷いですよアイシャさん。あなた方に最初にお会いした時もちゃんと名乗ったはずですよ。 まあ、所詮偽名ですから、覚えてくださらなくてもいいんですが、ちょっと切ないです……」 ギ ル「偽名なんですか!?」 村 長「そうですよ? ちなみにヒューという名前は、「荒野の天使ども」に出てきた保安官から拝借した ようですね」 クラリス「これはまた、随分古い漫画を引っ張り出してきたものだ」 村 長「ゲルク様のお仲間のダグさんも同じ作品から引っ張ってきたようですね(笑)」 |
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[04] | 容姿や髪型についてはどう思っていますか? |
村 長「糸目と呼称されるばかりですが、これは笑みを絶やさないだけなんですよ(にっこり) 決して目が 細いわけじゃないんです」 クラリス「後ろ髪が長いのは単なる作者の趣味らしい。三つ編み好きなんだろうな」 アイシャ「ナディ○……」 ギ ル「俺はいたって平凡な容姿なんで、特に何とも……。下手に目立つ容姿じゃなくて良かったですよ。 リダになんてイジられるか分かんなかったもんね」 |
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[05] | 何か全体的に作者に不満のある方っています? |
ギ ル「これは、キャラクターとして? それとも作品としてなのかな?」 クラリス「どちらでも構わないということではないだろうか」 村 長「まあ、不満といえば……」 アイシャ「遅い」 ギ ル「ずばっと言いますね(汗)」 村 長「アイシャさんですから。それに、私も同感ですよ。もう少し執筆速度を上げないと、寿命が尽きる 前に全作品完結なんて夢のまた夢ですね」 クラリス「ふむ、現代日本人女性の平均寿命が85.99歳だそうだから、順当に行くとあと55年はある訳 だが、これまでの執筆スピードを考えると――」 アイシャ「いろんなもの、すぐ増える。きりがない」 村 長「そうですねえ。せめて、某漫画界の神様のように、机の上に何作品も並べておいて、飽きたら次、 飽きたら次、のようにやっていただければ少しは速度も上がるでしょうが」 ギ ル「それ、パソコン上でやってるみたいですけどちっともスピード上がってないですよ」 クラリス「資料の多さと作者本人の情報処理能力がつりあってないことも原因の一端といえよう」 村 長「とまあ、文句は色々ありますが、とにかく我々は作者が表現しないことには存在できませんから、 せいぜい気張っていただかないと」 |
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[06] | 自分と作者で似ている点はありますか? |
アイシャ「爆弾発言?」 村 長「あー、某所でかましてたみたいですね。下ネタを。アイシャさんの爆弾発言とはまた種類が違うで しょうが、せっかく一部の方が抱いてくださってる「ちまくてかわいい?」キャラを自分から崩しに 行かなくてもいいものを」 クラリス「私との共通点はほとんどないな。私のキャラクターは前述のPBM共同運営者が半分作り出し たキャラクターなので、あまり作者の人格が投影されていないようだ」 ギ ル「俺は、ついつい雑務を引き受けてしまうところが似てるみたいです。リダの方がきっと作者に似て ると思うな。ずぼらなところとか気分屋なところとか」 村 長「私は、腹黒さがそっくりだと言われたことがありますよ。失礼ですね、私のどこが腹黒いんですか (にっこり)」 ギ ル「その、最後の(にっこり)のところじゃないでしょうか……」 |
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[07] | 作者に頑張ってもらいたいことはありますか? |
ギ ル「ほんっとーにお願いしますから」 クラリス「続きを早く」 アイシャ「書いて」 村 長「魂削って頑張ってくださいよ?」 |
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[08] | 何か願望のある方、この場を借りて作者におねだりしてみましょう。 |
アイシャ「竜に乗せてもらって、空の散歩をしたい」 クラリス「レンのサイバー装備をもっと大々的に改造したいので、予算の確保とレンの口説き落としを お願いしたい」 ギ ル「一度でいいから、リダを見下ろしたいんですけど! 俺の身長、早く伸ばしてくれませんか!!」 村 長「ギル君、一度でいいからなんて言ってしまうと、本当に「一度」しか叶えてくれませんよ(笑)」 ギ ル「! しまった!! 一度は撤回します! 早く俺の身長伸ばしてください!」 アイシャ「(ギルの頭を撫でて)素直。かわいい(すりすり)」 村 長「私は、そうですね。「月に〜」に出番がほとんどないので、せめてもう少し出していただきたいの ですが」 seeds「(にゅっと顔を出す)善処します。」 クラリス「それはつまり、「答えはいいえです」という意味か」 村 長「文字通りの意味で対応してくださらないと、痛い目に合いますよ?(にっこり)」 seeds「(慄く)ま、前向きに検討させていただきますm(__)m」 アイシャ「(頭を撫でて)よしよし」 |
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[09] | 作者にとってのあなた方は、どんな存在だと思いますか? |
村 長「なんでしょうね? ある意味、作者自身にある「冷徹さ」の投影なんでしょうが、あの人は冷徹に なりきれない人ですから、更に理想化したもの、なんでしょうか」 アイシャ「スパイス? 自分にはないもの、かな」 ギ ル「俺は「成長する少年」らしいです。最初はすごくガキっぽかったと思うし、段々と大人になってきた んだと思う、んだけど」 クラリス「私はいわゆる「変わり者の発明家」のイメージを凝縮した存在だな。「女史」のイメージを加えた ら微妙に方向がずれたみたいだが」 村 長「キャラクターの個性がどんどん変な方向に行くのがあの作者の特徴ですからね(笑)」 ギ ル「実際、作者は俺たちを制御しきれてないですから。自分で作り出したキャラなのに、思い通りに動 かないってスネてますもんね」 クラリス「しかし、この質問の意図から回答がずれているような気がするな。これは、友達みたいとか、理 想の恋人とか、そういう意味を問うているのでは?」 ギ ル「そういう意味だと、俺は「甥」みたいな存在なのかな。ちょっと離れたところで成長を見守る感じ」 村 長「私は「ツッコミ」でしょうかね。ええ。笑顔でバシッと」 クラリス「それでいくと、私は「同僚」だな。友人ほど親しくはないが、仲間としての意識はある、と」 アイシャ「アイドル?」 |
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[10] | では、今日のテーマ「作者ついて」のまとめをお願いします。 |
ギ ル「……これをどうやってまとめろと?」 クラリス「無理やりにでもまとめてしまわないと終わらないぞ」 村長「ここはやはり、アイシャさんにまとめていただきましょう。さあどうぞ」 アイシャ「へっぽこ」 ギ ル「あはは(乾いた笑い)」 クラリス「見事なまとめだ」 村長「さすがです、アイシャさん」 アイシャ「(嬉しそう)」 |
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[--] | お疲れ様でした。 |
村 長「はい、お疲れ様でした。いやはや、なかなかおもしろかったですね」 クラリス「有意義だった。また是非呼んで欲しい」 アイシャ「おもしろかった」 ギ ル「本気で疲れたのは俺だけですか……? とにかく、お疲れ様でした」 |