1 | まず、お名前をどーぞ。正式名、本名などあればそちらも。 |
ダリス=エバスト。ちなみにどちらも「思いつき」でつけたそうで、特に意味はないらしいな。 |
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2 | あなたの性別・髪や瞳の色・体格・民(種)族など(あれば)身体的特徴を教えてください。 |
女性に間違われたことはないな(苦笑) 髪は淡い金髪。実は結構癖毛でね、伸ばすと面倒なので、いつも短くしているんだ。瞳は茶色。琥珀色とも言われるね。肌は白い、んだろうか。中央大陸生まれの人間は大体こんな感じだと思うよ。 種族は人間。体格は中肉中背、というのかな。 |
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3 | あなたの故郷について語ってください。 |
中央大陸はラルス帝国の西部、アストアナ地方の出身。実家は三代続いた商家でね、これまた間の悪いことに長男だったものだから、跡継ぎとして育てられたんだが、私にはどうにも商才というものがなくてね。下の妹に押し付けて、家を飛び出したんだ。 実家のある街は街道沿いの、賑やかな街でね。盛大な収穫祭を行うんで有名だよ。 |
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4 | あなたが今いる国(都市・土地)について教えてください。 |
ラルス帝国の首都、ラルスディーン。世界の中心とも称される、華やかな大都市だ。もっとも、強すぎる光は濃い影を生じさせる。繁栄の陰には、苦しんでいる人々が大勢いるわけだがね。 |
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5 | あなたの職業(地位・称号)は? |
ユーク本神殿長。位でいえば、大司祭を頂いていることになる。 |
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6 | あなたの家族について教えてください。 |
黒髪の養い子が一人。実家には家業を継いだ妹夫婦が暮らしているが、両親は他界している。 |
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7 | あなたが今身につけている服装について教えてください。あれば武器防具アクセサリなども。 |
ユークの神官衣を着ている。普段は他の神官達と同じものを着ているんだが、式典なんかだとゴテゴテした礼服を着させられるので辟易しているんだ。ちなみに、腰紐は黒地に銀糸の縫い取りがされている。 |
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8 | あなたの信仰(宗教・伝説など含む)について教えてください。 |
闇と死の神ユークを信仰している。光の女神ガイリアと対をなす神で、闇の安らぎを司っておられる。 まあ、なかなか面白い方だと思うよ。 |
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9 | 上司・主君などはいますか。どんなひとですか。 |
現在は私が本神殿長なのでね、上司というものはいないな。本神殿長を拝命して唯一、嬉しいと思えることかもしれないね。 |
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10 | 恋人(夫・妻)はいますか。どんなひとですか。 |
いない。この年まで独身で通してきたからね、今更身を固めようとは思わんよ。 |
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11 | 特殊技能などあれば教えてください。 |
こう見えても、若い頃は剣一本で世を渡っていたから、剣の腕は立つ。あとは何かな、説教を聞き流すのは得意だよ。 |
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12 | 体を動かすのは得意ですか。動作は速いほうですか。力は強いですか。 |
さすがにこの年になると動き回るのは辛いがね、苦手ではないよ。動作も速いほうじゃないかな。力はそこそこだね。 |
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13 | 書物は読めますか。読むのは好きですか。 |
勿論。共通語と森人語、それから神聖語の読み書きが出来る。本を読むのは嫌いじゃないが、借りた本を返さないんで司書には嫌われているよ。 |
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14 | 喋るのは好きですか。母国語以外に話せる言葉はありますか。 |
好きというわけではないが、人を言いくるめたり説得するのは上手いと言われるね。母国語以外は神聖語と森人語が話せる。森人語はかつての仲間に教えてもらった。木々のざわめきのような、不思議な響きを持つ言葉なんだ。 |
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15 | 行ってみたい所はありますか。それはどんなところですか。 |
そうだな、うちの小僧がお世話になっている村に行ってみたいね。あいつがどんな顔をして村の人々と触れ合っているのか、物陰からこっそり見てみたい。 |
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16 | 好きな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。 |
特に好き嫌いはないが、どちらかというとあっさりした味付けの食べ物が好きだね。 |
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17 | 嫌いな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。 |
肉の脂身なんかはちょっと苦手だね。食べられないことはないんだが。 |
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18 | 朝起きてまず最初にする事は? |
晩酌の証拠隠滅(笑) オーロがうるさくてね。 |
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19 | 夜寝る前に必ずする事は? |
ユークに祈りを捧げる。ユークの礼拝は日に三度、昼と夕刻と深夜なんだが、個人的なお祈りは各々寝る前に捧げるんだ。 |
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20 | 苦手な人はいますか。どんなひとですか。 |
冗談の通じない人間は苦手だし、そういう人間は私のことが苦手だろうね。なにしろ私はいい加減だから。 |
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21 | 尊敬する人はいますか。どんなひとですか。 |
ユーク神、と言っておかないと後が怖いな(笑) 人間に限定するならば、先代のユーク本神殿長かな。いや、食えない御仁だった。しょっちゅう人をおちょくって、それを楽しんでいる節があったな。しかし、そういう人の悪さも含めて、私はあの方を尊敬していたよ。 |
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22 | 死んでもやりたくない事はありますか。それはどんなことですか。 |
本神殿長なんか、死んでもやりたくなかったんだ。なのに先代に無理やり押し付けられて、今に至る。 |
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23 | もし、ひとつだけ願いがかなうとしたら、何を願いますか。 |
言ってしまうと叶わなくなるので、ひみつ。 |
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24 | もし、あなたに子どもが出来たら、どんな子どもにしたいですか。 |
血は繋がっていないが、あの小僧は私の子供ということになるからな。 拾った当初は生死の境をさ迷っていたからな、とにかく生きて欲しい、元気になってほしいと願ったよ。元気になってからはとにかくやんちゃで手のかかる小僧だったが、もともと人を思いやれる、優しい子だったからね。あとは健康であればいいと、のびのび育てたらああなってしまった(笑) |
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25 | どのように死にたいと思いますか。 |
一人でひっそりと死にたいもんだね。枕元で泣かれるのは勘弁して欲しいから。 |
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26 | あなたの野望は。 |
あの小僧に後を譲って悠々自適な隠居生活を送ること。おっと、小僧には内緒だよ。 |
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27 | 自慢話をおひとつ。 |
あの小僧と飲み比べで負けたことがない! (横から「自慢になりませんっ!」という突込み) そうは言ってもな、そのくらいしか自慢することがない(苦笑) |
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28 | 今までで一番恥ずかしかった事は。 |
若い頃、賭場で大負けして下穿き一枚で大通りに放り出された時は、さすがに恥ずかしかったね(^^ゞ どうにも賭け事には向いていないらしい。 |
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29 | 今までで一番嬉しかった事は。 |
一番、と言われると難しいが……今にも死に掛けていたあの小僧が持ち直して、やっと目を覚ました時が、一番嬉しかったかな。あの小さな体で、死の苦痛と恐怖によく耐えたものだ。 |
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30 | 今までで一番ショックだった事は。 |
小僧が神殿の屋根から落ちた時には、さすがに肝を冷やしたよ。 |
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31 | 戦争をどう思いますか。 |
多くの人が傷つき、死んでいくのを見るのは辛いことだ。戦わずに問題を解決する方法があるなら、それに越したことはない。 |
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32 | 夢はありますか。それは何ですか。 |
会いたい人がいるんだ。会えるかどうか分からないが、会える日が来ることを夢見ている。 |
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33 | 信念はありますか。それは何ですか。 |
思うままに生きる、かな(笑) |
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34 | 趣味はありますか。 |
実は無趣味なんだ。時折本を読んだり、散歩をしたりするくらいかな。 |
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35 | あなたの世界に魔法はありますか。魔法についてどう思いますか。 |
魔法は確かに存在する。といっても、ごく限られて者しか使うことは出来ないがね。使いようによって助けにもなるし、脅威にもなる力だと思っている。 |
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36 | 好きな事は何ですか。 |
昼寝。人が寄り付かない場所を見つけては昼寝するのが好きだったんだが、最近はすぐにオーロに見つかって叩き起こされるんで困っている。あいつ、ますます間諜めいてきた気がするぞ(苦笑) |
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37 | 嫌いなことは何ですか。 |
新年祭の式典。一番長い聖句を唱えなきゃならんのでね。しかも出番まで延々、重い衣装をつけて壇上で立っていなければならないんだ。退屈だわ腰は痛くなるわで、たまらないね。 |
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38 | 大事なものは何ですか。 |
この命と、親しい者たちの存在かな。世界などと大きなことを言える器ではないからね。 |
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39 | 好みのタイプは。 |
たおやかで、清楚な女性が好みかな。できれば年上がいい。 |
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40 | 異性をオトすコツなどあればご教示ください。 |
いきなりガンガン押さないで、最初はとにかく好意を持ってもらうことから始めるのが一番だろうね。 |
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41 | 異性遍歴などは。 |
深い付き合いをした女性は両手ほどかな。神殿に戻ってからはそんな機会もあまりなかったから、ほとんどが旅の途中で知り合った女性ばかりだね。 |
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42 | これだけは許せないっということはありますか。 |
命を粗末にすること。生きている意味と、死ぬという意味をもう一度深く考えて欲しい。 |
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43 | 死ぬまでにやっておきたい事はありますか。
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さっきも言ったが、会いたい人がいるんだ。是非、死ぬ前に一度会って、話がしたい人がね。 |
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44 | あなたの世界に竜はいますか。妖精は? それは、どんなものですか。 |
竜はいるよ。ただし、滅多に人前には現れない。私も見たことはない。それはもう、優美な姿をしていると聞いたことがある。 妖精とは違うが、西大陸に花人と呼ばれる種族がいる。手のひらに乗るほど小さくて、背中に透き通る羽根を生やしているんだが、花から花へと飛び回る姿はとても愛らしいんだ。 |
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45 | あなたの世界に魔物はいますか。それは、どんなものですか。 |
魔物もいるね。普段は月に暮らしていて、召還に応じて地上に現れる。上級の魔族に一度会ったことがあるが、一見して人間と分からない姿で、本人から「魔族なんだ」と言われるまでは分からなかったほどだ。そこらの魔術士など束になってもかからないほどの力を持っていてね、その時は味方だったから良かったものの、これが敵に回ったら恐ろしいことだ、と心底思ったよ。 |
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46 | 雨の日は嫌いですか。その理由は。 |
外出の予定が狂ったりするから、雨そのものはさほど好きじゃないが、雨の音を聞くのは好きだね。 |
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47 | 忘れられない風景はありますか。 |
小僧を拾った時の、あの貧民街の惨状。今でも時々、夢に見る。 |
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48 | 戻りたい場所はありますか。 |
故郷に戻る気は更々ないから、ここが私の居場所なんだろうな。いささか堅苦しくて息が詰まるが、それはおいおい変えていけばいい。 |
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49 | 作者にひとこと。 |
もうちょっと私の出番を増やしてもらえると嬉しいね。 |
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50 | 読者にひとこと。 |
うちの小僧がいつも世話になっているようだね。迷惑などかけていなければいいんだが。何かあったら、遠慮なく私に言ってくれ。拳骨を落とす準備は万全だ。 |