1 | まず、お名前をどーぞ。正式名、本名などあればそちらも。 |
魔術士としての通り名はリダ。本名はリディア=カーマイル。 |
|
2 | あなたの性別・髪や瞳の色・体格・民(種)族など(あれば)身体的特徴を教えてください。 |
女。髪は金色、目は青。空みたいな青だってよく言われるかな。人間だけど、森人の血が四分の一入ってるから、老化がちょっとだけ遅いんだ。 背は結構高い方だよ。痩せてるとは思ってないけど、太ってはいないと思う。 |
|
3 | あなたの故郷について語ってください。 |
生まれ故郷はヴェストア帝国のルークス。リア湖畔に栄える街でね、隣国シールズから流れてくる冒険者でいつも賑わってる。とはいえ、もう十年以上帰ってないから、今はどんな感じか分からないけど。 |
|
4 | あなたが今いる国(都市・土地)について教えてください。 |
何しろあっちこっち移動してるもんだから、「今いる」って言われるとね。じゃ、「酒」の時にいた場所、でいいかな。 あれは西大陸のベルファール国にある葡萄の名産地でね、レーヴァ地方って呼ばれてる。気候も温暖で、過ごしやすいところだよ。 |
|
5 | あなたの職業(地位・称号)は? |
今は旅の魔術士、かな。旅に出る半年くらい前まで、ヴェストア帝国の宮廷魔術士を務めてたんだけど、ちょっとした見解の相違で長ともめてね。その前から頭の固いじじい共と意見の対立があったりして、もういい加減嫌気がさしてさ。こっちからやめてやったの。クビになったわけじゃないんだからねっ! |
|
6 | あなたの家族について教えてください。 |
父親は――あれを父親って呼ぶのは嫌なんだけど――故郷で女性用夜会服専門の仕立て屋をやってる。腕のいい魔術士なんだけど、服を作ってる方が好きなんだと。 母親も健在。故郷の街で、父親と一緒に暮らしてるよ。もとは腕のいい賞金稼ぎだったらしいけど、結婚と同時に引退して、主婦をやってる。あの細腕で剣を振り回してた、ってのがどうにも想像できないんだけど。 兄弟はなし。親戚も知らないな。 |
|
7 | あなたが今身につけている服装について教えてください。あれば武器防具アクセサリなども。 |
魔術士の長衣は動きにくいんで嫌いなんだ。だからいつも動きやすい服を着てるよ。旅をしてるから外套は欠かせない。あと魔術士の象徴たる杖は必ず携帯してる。ごてごてしたのは苦手なんで、装飾品はギルにもらった髪飾りくらいしか持ってないなあ。 |
|
8 | あなたの信仰(宗教・伝説など含む)について教えてください。 |
魔術士なんで、月におわす魔神リィームを信仰している、ということになるのかな。他の十神を崇める人たちと違って、わたし達魔術士は神像を拝んだり経を唱えたりはしないけど、魔の源として存在しているあの方を徒や疎かには出来ないってもんさ。 |
|
9 | 上司・主君などはいますか。どんなひとですか。 |
いない。わたしの上に立つんなら、それ相応の実力を見せてくれないとね。 |
|
10 | 恋人(夫・妻)はいますか。どんなひとですか。 |
いない。面倒くさいの、嫌なんだよね。 |
|
11 | 特殊技能などあれば教えてください。 |
魔術、は一応特殊技能だろうね。生まれつき魔力を持っている者じゃないと行使できないから。 |
|
12 | 体を動かすのは得意ですか。動作は速いほうですか。力は強いですか。 |
得意だよ。魔術士ってーと鈍くさいって印象があるみたいだけど、個人差があるんだから、一括りにしないでほしいね。動作も速い方じゃないかな。腕力には結構自信があるよ。 |
|
13 | 書物は読めますか。読むのは好きですか。 |
当たり前だろ。共通語以外に東大陸語と魔術語、森語(森人の言語)の読み書きが出来るよ。魔術士は本を読んでなんぼだからね、読書も勿論好きだし、速読にも自信がある。ただ、書く方はあんまり得意じゃなくって。字が汚いってよく言われるな。 |
|
14 | 喋るのは好きですか。母国語以外に話せる言葉はありますか。 |
普通かな。母国語は共通語と東大陸語になるけど、さっきも言ったけど、それ以外に魔術語と森語も出来る。 |
|
15 | 行ってみたい所はありますか。それはどんなところですか。 |
そうだなあ、北大陸の大氷原辺りでしか見られない極光ってのを一度拝んでみたいんだ。だから北大陸、かな。でも寒いの苦手なんだよねえ。 |
|
16 | 好きな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。 |
食べられれば何でも食べるからなあ、特にこれってのはないかも。 ああ、つまみで好きなのは炒った落花生の実と、山羊の乳で作ったチーズ。 |
|
17 | 嫌いな食べ物は何ですか。それはどんなものですか。 |
魚が苦手。骨を取るのも面倒だし、あの目がちょっと……って、柄にもないって思っただろ!? 悪かったね! |
|
18 | 朝起きてまず最初にする事は? |
うーん、大概ギルに叩き起こされて、渋々顔を洗いに行くね。そっから着替えて、朝ごはん食べて……。え、髪? 面倒だからいつも手櫛で整えるだけだよ。化粧は嫌いだからしない。だって面倒じゃない。 |
|
19 | 夜寝る前に必ずする事は? |
杖の手入れ。魔術士にとって杖は大切なものだからね。その割には扱いが荒いって? うるさいよ。 |
|
20 | 苦手な人はいますか。どんなひとですか。 |
すぐめそめそ泣くようなのは苦手だね。あと、頭の固いじじい共とか、自分の話ばっかりして人の話を聞かないような奴は苦手。 |
|
21 | 尊敬する人はいますか。どんなひとですか。 |
特にいない。 |
|
22 | 死んでもやりたくない事はありますか。それはどんなことですか。 |
……あのくそ親父の作った服だけは絶対に着ない!! |
|
23 | もし、ひとつだけ願いがかなうとしたら、何を願いますか。 |
うーん、特に思いつかないな。大概のことは自分で何とかできるしね。なんたってわたしは天才魔術士だから(威張り) |
|
24 | もし、あなたに子どもが出来たら、どんな子どもにしたいですか。 |
取っ組み合いの喧嘩が出来るくらい頑丈で負けん気の強い子供がいいかな(笑) ま、わたしに子ども、なんてとても想像つかないけど。 |
|
25 | どのように死にたいと思いますか。 |
穏やかな死に様なんて似合わないだろうからね。強い魔術士と対決して、派手に魔法をぶっ放して相討ちってのがいいかな。 |
|
26 | あなたの野望は。 |
リファを打ち負かして、わたしの名前を世界に知らしめること! |
|
27 | 自慢話をおひとつ。 |
新呪文の開発に失敗して、王城の塔を一つ吹っ飛ばした。いやー、あれは凄かったわ。怒鳴り込んできた長老達が、怒るのも忘れてあんぐり口開けてたくらいだもん。そのあと結局、陛下にまでこっぴどく怒られる羽目になったけどね。 |
|
28 | 今までで一番恥ずかしかった事は。 |
ちっちゃい頃、何も分からずにあのくそ親父の作った服を着てたこと! しかもあの親父、記念だって言って肖像画まで残しやがって!! |
|
29 | 今までで一番嬉しかった事は。 |
魔術士の杖をいただいた時は嬉しかったなあ。もっとも、すぐに壊しちゃったんだけど。 |
|
30 | 今までで一番ショックだった事は。 |
親父の美的感覚が一般には通用しないってことを知った時。それまではあれが普通だと思ってたんだから、恐ろしいわ。 |
|
31 | 戦争をどう思いますか。 |
政治的な思惑ってのは、わたしにはよく分からないからねえ。避けられない戦いってのもあるから、一概に「駄目」とは言えないかな。でも、関係ない奴を巻き込むのはどうかと思うね。 |
|
32 | 夢はありますか。それは何ですか。 |
わたしより強い相手と、全力で魔術勝負がしてみたい。だからリファを探しているってのもあるんだ。 |
|
33 | 信念はありますか。それは何ですか。 |
わたしはわたしの道を行く、かな。 |
|
34 | 趣味はありますか。 |
新しい魔法薬の開発。でもどうにも評判悪くてね。効果は絶大なのに、味がどうも……。 |
|
35 | あなたの世界に魔法はありますか。魔法についてどう思いますか。 |
魔法があるからこそ、わたしは魔術士やってられるんだけど(苦笑) 魔法は「透明な力」だと思ってる。人を助けもするし、苦しめもする。だから使う者の心に、全てがかかってるんだ。 |
|
36 | 好きな事は何ですか。 |
ギルで遊ぶこと(笑) ってのは冗談で、食べることと酒を飲むことと寝ることが好き。その次に、読書と魔法の研究かな。 |
|
37 | 嫌いなことは何ですか。 |
面倒なことはみんな嫌いだけどね。髪をいじるのは苦手だし嫌いなんだ。あんまり器用じゃないからさ。あと、人にものを教えるのはほんっとうに苦手。 |
|
38 | 大事なものは何ですか。 |
自分かな(笑) あとは、このわたしについてくる、奇特な奴。 |
|
39 | 好みのタイプは。 |
わたしより強くて、背が高くて、料理が上手い奴かな。ムキムキしてるのも、なよなよしてるのもいや。キザな奴はだいっきらい。 |
|
40 | 異性をオトすコツなどあればご教示ください。 |
オトしたことなんかないから分からないな。 |
|
41 | 異性遍歴などは。 |
宮廷魔術士時代に、ちょっとだけつきあってた奴はいるよ。でもすぐに別れたけど。そもそも、このわたしに声かけてくるような奴はそうそういないからね。 |
|
42 | これだけは許せないっということはありますか。 |
《金の魔術士》に間違われるだけでも許せないのに、最近じゃ《鍍金の魔術士》なんて妙な呼び名まで広まっちゃって、ほんと腹が立つ!! 言いだしっぺを見つけ出してとっちめてやりたいよ。 |
|
43 | 死ぬまでにやっておきたい事はありますか。
|
今研究中の新呪文をきちんと完成させたいね。 |
|
44 | あなたの世界に竜はいますか。妖精は? それは、どんなものですか。 |
竜はいるよ。上位精霊って呼ばれてる。あったことはまだないな。 妖精という呼び方はされていないけど、花人と呼ばれる種族がいるよ。手のひらに乗るほどの大きさで、背中に蝶やトンボのような羽をもってるんだ。でもかわいい外見にだまされちゃいけないよ。あいつら、結構したたかだからね。 |
|
45 | あなたの世界に魔物はいますか。それは、どんなものですか。 |
魔族と呼ばれるものがいる。普段は月に住んでいて、召還魔法によって地上に具現化する。簡単な命令しか受け付けない低級魔族から、人間と変わらない外見と知能を持ち合わせた上級魔族まで、色々なものがいるんだけど、召還魔術を使える魔術士はそんなに多くないからね、普通に暮らしていたら、そうそう会う機会なんてないだろうね。 ちなみに、わたしも召還魔法が使えるよ。ただ、あれはかなり面倒でね、あんまりやりたくないってのが正直なところ。 |
|
46 | 雨の日は嫌いですか。その理由は。 |
旅に支障が出るから、あんまり好きじゃないな。でも外にいけない分、部屋でだらだらできるから、そういう意味では好き。 |
|
47 | 忘れられない風景はありますか。 |
小さい頃、旅の魔術士が見せてくれた花火の魔法がすごくきれいで、未だに夏になると思い出すよ。今思えば大した腕じゃなかったんだけど、あの時は本当に素敵だったなあ。 |
|
48 | 戻りたい場所はありますか。 |
この旅が終わったら、一度故郷に戻りたいとは思ってる。母さんの顔も見たいし。でも、きっとすぐにまた旅に出るだろうな。 |
|
49 | 作者にひとこと。 |
さっさとリファに会わせなさいっての、このへっぽこ作者!! |
|
50 | 読者にひとこと。 |
リファはわたしが倒してみせるからね! |