《回答者》 |
《隣のあの人》 |
1.まずは、ご自身の紹介をどうぞ。名前・性別・年齢・国籍・容姿・職業などなんでも。 ローラ・セシリエ・アレクサンドラ=レジナ。性別は女。年齢はあともう少しで15歳だ。北大陸ローラ国の王女なのだが、今はお忍びで旅をしている。 髪は紅茶のような赤、目の色は紫だ。年の割に小柄だとよく言われるな。 2.その人の紹介もどうぞ。 我らが用心棒のことだな。本名はラウル=エバストというんだが、今はラズ=ウルクという偽名を使っている。なんでも中央大陸の古い言葉で藍色の狼という意味らしいぞ。用心棒らしいよなあ。闇と死の神ユークに仕える神官だが、戦士としての腕もかなりのものだ。たまに稽古に付き合ってもらうんだが、本人が『苦手だ』と言っている長剣での試合で、未だに勝てたことがない。もっとも、私も長剣は苦手なんだけどな。性格は……一言で言うと、お人よしだな。これに尽きる。うん。(どこからか抗議の怒鳴り声) だってそうだろう? 3.今現在、お二人がいる状況を教えてください。 正確には二人じゃなくて三人なんだが(笑) 今はとある村に向かうため、迷いの森と呼ばれるセイシェルの森を抜けようとしているところだ。 4.その人との関係は? 用心棒は用心棒だ。父上は私の結婚相手に、なんてちょっと考えてたみたいだけど、用心棒には全くその気がないそうだし、私も恋愛対象としては見ていないな。どっちかというと――お父さん? (どこからか抗議の呻き声) いや、要するに保護者、だな。 5.お互いのことをどう呼び合っていますか? 間違って本名で呼びかけてしまうとまずいので、なるべく「用心棒」と呼ぶようにしている。用心棒は私のことを「ローラ」と呼んでいるな。この国にはローラという名前の人間がとても多いから、下手に偽名を使うよりは「王女様と同じ名前なの(うふ)」と開き直った方がいい、と言われてな。 7.その人は仲間の中ではどのような位置付けだと思いますか? やっぱり用心棒、かな。 8.では、その人は物語の中ではどのような位置付けだと思いますか? 一応主人公だと聞いているが? 違うのか? 9.その人と出会った経緯を教えてください。その時の感想も。 私が怪盗《月夜の貴公子》騒動を起こして城を抜け出そうとしているところに鉢合わせして、色々間が悪かったのか、彼に怪盗の濡れ衣を着せてしまってな。紆余曲折あって、そのまま一緒に旅をすることになった。 10.出会った時と比べると、関係性は変わりましたか? 変わらないんじゃないか? 11.二人で共有した出来事の中で、一番印象深い事は? ついこのあいだ、森の中で巡りあった不思議な老人と過ごした昔語りの一夜、かな。 12.その人の声や話し方はどんな感じですか? 声は張りのある若々しい声。低くもないし高くもないな。猫を被ってる時はものすごく落ち着いた喋り方をしてるけど、普段はその辺にいるガラの悪い兄さん、って感じだな。 13.その人の笑い方や笑いのツボはどんな感じですか? そうだな、あんまり笑っているところを見たことがないが、笑うと爽やかな感じだな。なんていうか、子どもっぽいっていうか。いつもの雰囲気とがらりと変わって、面白い。笑いのツボ? よく分からないなあ。 14.その人と一日でどのくらい言葉を交わしますか? 他と比べて多い方ですか? 我が妹と用心棒がいっつも掛け合い漫才状態だから、私はそれに時々混じるくらいで、そんなにいっぱい喋ってはいないと思うが。でも、すごく話しやすい人間だし、話を聞くのもうまいから、やろうと思えば一日中だってずっと話せるかもしれないな。 15.その人との定番のやり取りがあれば、どうぞ。 「何やってるんだチビ! っていうかお前も一緒になってやるな!」 「(声を揃えて)ごめんなさーい」 こんな感じかな。 16.その人を何かに例えるなら、どんなもの? 狼、かな。聞いた話だが、群れを守るのが狼なんだそうだ。用心棒は自分のことを一匹狼だと思ってるだろうけど、本当はそうじゃないんだよな。 17.自分がその人に例えられるならば、どんなものになりそう? なんだろう? 考えたこともないなあ。たぶん、なにか小動物の類なんじゃないかな。 18.あなたが知っている、その人の好きなもの・人は? 酒は好きみたいだな。食べ物に好き嫌いはあんまりないみたいだが。あとはそう、女性が大好きだな。綺麗な女性を前にすると目の輝きが違うもんなあ。 19.あなたが知っている、その人の苦手なもの・人は? 堅苦しいのは苦手だ、とは言っているが、あとはなんだろう? 分からないなあ。 20.あなただけが知っているその人のヒミツは? よく我が妹が用心棒にひっついて寝てるんだが、妹もそうだけど、用心棒もものすごく幸せそうな顔で寝てるんだ。なんだろう、猫とか犬とかが寄り添ってクークー寝てるような、あんな感じだ。見ているこっちが思わず笑顔になってしまうような光景でな。でも起きるとすぐに「またお前は人の寝台に〜!!」って怒り出すから、不思議だよな。 21.その人だけが知っているあなたのヒミツは? 私の秘密? なんだろう、特に思いつかないな。 22.その人に言われた・されたことで、一番嬉しかったことは? 「ついていく」って言ってくれたことが一番嬉しかったかな。色々迷惑かけたのに、怒らないどころか手を貸してくれて、本当に嬉しかった。 23.その人に言われたことで、自分は勘違いされているなあ、と感じた言葉は? 勘違い? どういうことだ? 特にないと思うが。 24.その人が誕生日だ!! さて、何をあげますか? そうだな、妹と二人でケーキか何かを作ったら喜んでくれるかな。 25.自分が誕生日だ!! その人からもらいたい物はありますか? うーん……(考えている) そうだな、一度踊ってもらいたいかな。今まで、舞踏会では父上としか踊ったことがないから……。私はこう見えて踊りは得意なんだが、用心棒はどうなんだろう? 26.ぶっちゃけその人のこと、好きでしょ。 ああ、好きだぞ(きっぱりと)。我が妹も好きだし、父上も好きだし、メアリアも好きだし――(以下、色々な名前を挙げていく) 27.ああ、そうなんですか。では、その人が仲間で良かったなあ、と思う瞬間は? 特に街中での交渉事なんかは、私も妹もさっぱりだから、世間慣れしている用心棒がいてくれて本当に良かったなあ、と思う。 28.では、コイツ仲間からはずしてやろうか、と思った瞬間はありますか? ない。というより、そんなことを言える立場ではない。 29.実際、その人と離れたことはありますか? その時、どう思いました?(無いなら、ご想像で) 今のところ、ない。離れてしまったら途方に暮れてしまうだろうな。何だかんだで、頼りっぱなしだから。 30.二人きりで余暇を過ごすなら、どんなことをしそうですか? 遠乗りとか、剣の稽古とか、そんな感じかな? 31.二人で強敵(魔物・組織問わず)を相手にするなら、どんな戦いになりそうですか? 私より用心棒の方が腕は上だから、私は足手まといにならないように頑張るだけだな。あ、でも用心棒が神聖術を使ってる間は無防備になってしまうから、その時は私が盾になるぞ。その前にまず、妹を安全な場所に連れて行かなければならないな。 32.本人は気付いてないけれど、あなたが密かに気付いているその人の癖は? 癖というか……ぼろくそに言う人間ほど大切に思っているみたいだな。養父殿がいい例だと思う。 33.その人と自分が似ているな、と思うところは? 食べ物に好き嫌いがないところとか、どこでも寝られるところは似ているかもしれないな。 34.では、その人のここが心底理解できない、と思うところは? 女性に対する態度と男性に対する態度があれほど違うのは何でだろうなあ、とは思う。そこまで差別しなくてもいいのに。 35.その人の子ども時代は、どんなだったでしょう? 妹に聞いた話だと、なんだか大変な子ども時代を送っていたみたいだな。でも、お人よしなところとか、全然変わってないんだろうな。 36.その人の結婚相手・結婚生活はどんな様子でしょう? 独身主義だそうだが、結婚したらしたで、ものすごく奥さんや子どもを大切にすると思うな。 37.その人の老後はどんな様子でしょう? 渋くて茶目っ気のある爺様になるんじゃないだろうか。きっと年をとってもかっこいいだろうな。 38.その人の手料理を食べたことはありますか?(無いなら、ご想像で) 用心棒の料理は切り方とか味付けとか、かなり大雑把だけど美味いぞ。 39.その人の歌を聞いたことはありますか?(無いなら、ご想像で) そういえばないな。でも、毎日のお祈りを聞く限りでは、きっと上手いんじゃないかな。 40.その人の寝言をたまたま聞いちゃった!! どんな事を喋ってた? 「こらチビ、俺のパン返せ〜」って言ってた。夢の中でも妹とじゃれてるんだな。 41.その人に着せてみたい服はありますか? 一度正装させてみたいな。城に帰った暁には是非着てもらうことにしよう。 42.その人にどうしてもやめてほしい事はありますか? あんまり子ども扱いしないで欲しい。私だってもうじき成人するんだぞ。 43.これだったら絶対相手に勝てる、と思うものを1つどうぞ。 うーん、勝てる気がしないなあ……。 44.その人とあなたの体が入れ替わっちゃった!! その時あなたは、何をする? うーん、とりあえず街に出て、用心棒がいつもやってるみたいに女性に声をかけてみたら面白いかな。 45.では、その時その人はあなたの体で何をしてそう? 慌てふためいて元に戻る方法を探してると思う。 46.これから、どんな関係になればいいな、と思いますか? 今まで迷惑をかけっぱなしだから、この旅が終わったら、今度は用心棒の力になれればいいな。 47.では、その人にメッセージをどうぞ。 ついてくる、と言うより引っ張ってもらってばかりだな。本当にありがとう。もう少しだけ、私に付き合ってくれ。よろしく頼む。 48.あら、その人から返事が返ってきましたよ。内容は・・・・・・。 「早いとこ終わらせて帰ろうぜ」 ああ、そうだな。 49.作者さんに何でも一言どうぞ。 あんまり用心棒をいじめないでくれ。 50.それでは、最後に読者さんに何でも一言どうぞ。 いつも応援をありがとう! まだまだ先は長いようなので、これからもよろしく頼む。 |