後書き
2014年から書き綴ってまいりました『放課後綺談』。どこか懐かしい漫研の風景を、『すこしふしぎ』にアレンジしたらこうなりました、という、まさに趣味全開のお話でしたが、楽しんでいただければ幸いです。
そもそもこのお話は、私が所属していた大学漫研の創部30周年を祝う記念本を作ろう、という企画が持ち上がった時(いや、持ち上げたのは私なんですがね)、どうせ書くなら漫研を舞台にしたお話にしたいな、というところから構想を練ったものです。
実際、うちの漫研の窓辺には持ち主不明の狐面がずっと飾られていて、在学中から「あれは一体誰が……?」と疑問に思っており、私なりの「こうだったらいいのに」を形にしたら、こんなお話になりました。
大学の部室というのはとかく、持ち主不明の謎アイテムが溢れかえっているものですが、あれは飛びぬけて正体不明だったので、印象に残っていたのです。
ところで、実際の狐面について、掲載誌『Perforce Magazine Classic』上で情報提供を呼びかけ続けたのですが、結局のところ有益な情報は出て来ませんでした。
一体誰が、どこから持ってきたんでしょうね、あれ……。 やはり誰かのお土産なのかな、とは思うのですが。
兎にも角にも、『放課後綺談』、ここに閉幕です。
部室を出た彼らの話は、また違う機会に綴るといたします。
これまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!
サイト初出:2019.02.09
(2018年発行「Perforce Magazine Classic5」初出)