+ 制作ノート +
~伝説の卵神官シリーズ~
* エスト村マップ *
北大陸東部を統べるローラ国、その西の辺境に位置するのがこのエスト村です。
『最果ての村』『北の僻地』、あるいは『夢追い人の溜まり場』と呼ばれ、かつてはルーン遺跡探索の冒険者達で賑わっていましたが、今はその面影もなく、人口百人に満たない鄙びた農村と化しています。
1.正門(東門)
…エストの正面玄関です。古びた木の門は常に開放されています。
2.村長宅
…村長の住む二階建ての木造家屋です。
3.村外れの丘
…かつては高名な精霊使いが暮らしていたという小屋が建っています。ラウルが越してくるまでは、村長の息子マリオが工房代わりに使っていました。
4.ユーク分神殿
…石造りの重厚な神殿です。かつては村の集会所や子供達の教室を 兼ねていました。春の突風で半壊し、現在は使われていません。
5.中央広場
…村のほぼ真ん中に位置する広場です。年三回の祭や集会はここで行われます。市場が立つこともあります。
6.鐘つき堂(ルファス分神殿)
…時刻を知らせる時の鐘です。時間の神ルファスに仕える神官がここで寝起きして鐘を鳴らしています。
7.宿屋兼酒場『見果てぬ希望亭』
…かつては冒険者の宿として栄えた宿屋兼酒場です。現在は冒険者三人組が定宿にしているほかは、もっぱら村人達の憩いの場となっています。美人女将レオーナとその家族が切り盛りしています。
8.エリナの家
…ユーク司祭ゲルクの娘夫婦と孫娘が暮らす家です。神殿が半壊してからは、ゲルク老もここで暮らしています。
※主要建物以外は四角で表示してあります。黒い塊は樹木です。
人口百人弱の割に家が多いのは、廃屋になっているものがいくつかあるからです。ほとんどの建物は平屋建てです。
居住地域は東側に寄っていて、北側と西側は閑散としています。
広場周辺には雑貨屋や食料品店が軒を連ねています。
南門の外には一面の畑が広がっています。
主要街道から外れているため、立ち寄る旅人はほとんどいません。しかし、規模の割に施設が整っているので、近隣の村人などは頻繁にやってきます。
村の西部、徒歩三刻ほどのところに、一千年前に栄えた魔法大国ルーンの首都部遺跡が横たわっています。