+ 制作ノート +
~伝説の卵神官シリーズ~
* 北大陸・全体図 *

(ファーン新世暦140年前後のローラ国)
ローラ国は人口約十五万の国家です。建国から約三百年の歴史を誇り、初代国王ローラ一世は、かつてこの北大陸全土を支配していた王国の双子姫の一人でした。現在も王政を敷いており、現国王はヴァシリー三世です。
首都ローレング
人口二万を数える、北大陸有数の都市です。幾度か拡張工事が行われ、まるで迷路のような様相を呈しています。
首都の中心部にそびえたつ王城ファトゥールは、初代国王が建てた城として有名です。
港町リトエル
ローラ国の玄関口とも呼ばれる港を有する街です。東大陸や中央大陸との交易が盛んに行われています。
"宝石の街"フォルカ
近くの川や山から質のよい宝石が採れること、そして宝飾専門の職人が集うことからこう呼ばれています。
名産は金緑石や翡翠です。
"交わりの街"エルドナ
ローラ西部で一番の賑わいを見せる街です。主街道が通っていることから、様々な人や物がここに集まります。
"氷原の町"エンリカ
ローラ最北端の小さな町ですが、海人と共存する町として有名です。
"最果ての村"エスト
ローラ国最西端の村です。かつてはルーン遺跡を訪れる冒険者で賑わっていましたが、現在はすっかり寂れてしまっています。
+移動手段と移動距離+
この時代、人々の移動手段は徒歩、そして馬や馬車といったものが中心となっています。
街をつなぐ乗合馬車は、庶民でも気軽に利用できる長距離移動手段として親しまれています。
・首都ローレング⇔エルドナ 馬車で約20日
・エルドナ⇔フォルカ 馬車で約2日
・フォルカ⇔港町リトエル 馬車で約7日
・エルドナ⇔エンリカ 馬車で約10日
・エスト⇔エルドナ 馬車で約3日